HIS広報プランナーは、医療・介護サービスのあり方を患者や利用者の視点で考え、施設の経営風土を改革するリスク・マネジャーとしての役割を担います。

近年、消費者意識や市民感覚が高まるなかで、行政や病医院のお金とその効果について多くの関心が寄せられるようになりました。病医院が自らの社会使命と「出きること、出来ないこと」「事実であること、事実でないこと」を明らかにし、利用者側に立って積極的に情報サービスと満足適切化を行い、常にクリーンで良好な関係=Goodwillを保っていくことが、何より必要な時代が来ています。

 また、広告規制の緩和、第三者機能評価など、本格的な病医院の競争時代を生き抜くには、広報の体制づくりが急務であり、柔らかい感性をもった人材の育成が急がれます。また広報は、専門家や広報担当者レベルで済む時代ではなく、医療サービス提供者のすべてのスタッフが正しい認識と理解に基づいて、日々現場において実践しなければならないテーマです。

 しかし、実際の医療の現場では、日々の問題処理が優先され、戦略的広報についての全院的取り組みはもとより、患者さんの満足のための情報の収集、ノウハウの蓄積さえままならない状況であり、広報担当者が存分に活躍するための環境づくりが立ち後れているのが現状ではないでしょうか。

 こうしたジレンマを解決するためには、各地の病院広報担当がネットワークをはり、よい意味で相互に刺激し合い、また支援しあうことが大切であり、それが最も実際的なレベルアップだと考えます。
 しかし、広報業務は実際に推進する担当者の人間的能力・魅力に決定づけられることが多く、そうした人材の必要性を叫び、評価し、動機付け、励ましていくことが組織的に行われることが大切だと考えます。

 当法人は、一定の研修を積んだ者の資格を認定することで施設の内外に向けた広報活動を支援するとともに、各地のHIS広報プランナーがネットワークをつくって交流し、相互の広報スキルの向上を図ることにより病院広報の普及、浸透を目指します。