なぜ、H・I・Sなのか

組織とは、機能を人に割り振りその組み合わせによって一定の成果を期待する仕組みである。 しかし実際に仕事をするのは組織機能ではなく、最小単位の個人であり、その有機的な結びつきによって仕事の質が維持される。 つまり成員がその場その時の対応をどう認識するか、またはその持続的関係が最適なものかどうかが重要である。
強い組織では、個人とその関係(つながり)の質によって成果が引き出される。この質を決定づけるのは、 他意・他力を受け入れようとするホスピタリティ・マインドと、社会に対して、自らの役割を明らかにし自律するアイデンティティである。 個人には組織への役割や使命感が、組織には社会への役割や責任感が一貫して感じられることが大切。 これは「言行一致」あるいは見た目(認識一致)による信頼の醸成ということができる。
しかし、これが組織として期待される方向に向かうには、社会に対して組織の関係性を統治するに相応しい仕組みや規範が欠かせない。 そこにもう一つの視点として、システム思考が求められるのである。

HとIは、実は一体のもの、コインの裏表、凹凸、雄雌、陰陽、プラスマイナス、自他などと同じように、同じでありながら性質、概念が反対の関係である。 その時の出方や見方によっていずれかが着目される。 Sは、その関係を調整し活用する理性、仕組みである。 それらによって織りなされる理念やビジョンは経営中心的であり、イメージ(見られ方)は他者中心的。 文化風土(スタイル)は組織や関係中心的な視点と考えるとわかりやすい。



HIS導入の目的(期待と効果)

目的
地域での知覚優位性を確立し、変化する経営環境に適応する利用者や職員から心底の信頼を構築するための基盤作り。

効果
良質なイメージの創出による効果
・診療圏での優位体制の確立と他院との差別化
・病院組織のモラルアップと院内の活性化
・良質なスタッフの獲得・促進
・地域社会からの好意好感、信頼の醸成
・マスコミ・金融などの各界からの注目度の向上

標準化、統一化による効果
・コミュニケーションの効率化、繰り返し効果
・アイテムのシンボル化、広報効果
・知名度、イメージの浸透、蓄積による効果
・トータルランニングコストの低減