理念とは何か

理は、肌理(きめ)または木理(きめ)のことで、本来、「きめこまかさ」を表す。 念は、思い続ける心、つまり強い意志や信念のことである。 したがって理念とは、細部や表層にの質にまでこだわる精神性とその自己表現であるということができる。

その理念が理念として機能するには、シンボルと組織文化との連動することが欠かせない。
理念はシンボルによって無言の力を得て組織文化に融合する

アイデンティティとは、長年にわたり固まりついている考えや認識を、切り捨てて搾りきって最後に残る独自性などではなく、 むしろ、より人間の多様なあり方や価値観を受け入れ束ねていった結果、そこに新しく自覚した変えようのない自分の感覚であるといえる。

人も組織も同じように「生きた存在」であり続けるためには、いままで培われた多くの知恵とともに、 多様な人や社会との関わりがなくてはならない。 情報化とボーダーレスの時代を迎えて兎角、自己を見失いがちな現代にあって、 この当たり前の原理に立ち返り、より人間的なつながりを見いだそうとするのがHIS思考である。